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冷たい珈琲のためのコンサート
時折、小説の中に登場する、こういったユーモアのあるフレーズは、多くの人々にとって、珈琲は単なる飲み物ではないということを思い出させます。時には人生を彩る存在として、時にはコミュニケーションの必需品としての役割を果たす珈琲の在り方は、音楽に通ずるところがあります。珈琲のように身近で、依存してしまうような!? 音楽を、美味しい珈琲と共にお楽しみください。
本公演は、NARAYA CAFEに4種類ある冷たい珈琲からお好きなものをご注文していただくと、より一層楽しむことができます。
開演:11:00
会場:NARAYA CAFE
入場:無料
曲目
ドヴォルザーク:《8つのユーモレスク》より 第7曲
シューマン:《子供の情景》より第1曲〈見知らぬ国と人々について〉、第7曲 〈トロイメライ〉
ピアソラ:《リベルタンゴ》
《天使の死》
モンティ:《チャルダッシュ》
アイルランド民謡:《ロンドンデリーの歌》
出演
北澤華蓮(ヴァイオリン)、水野翔子(コントラバス)、陶旭茹(ピアノ)
出演者プロフィール
「コーヒーがあるかぎり、物事が悪くなるはずがない」
“As long as there was coffee in the world, how bad could things be?”
― Cassandra Clare, City of Ashes
カサンドラ・クレア 『灰の街』より引用
北澤華蓮(ヴァイオリン)
長野県佐久市出身。4歳よりヴァイオリンを始める。都立総合芸術高校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。
2017年ベルギーにて、ワロニー国際音楽アカデミーマスタークラスを受講し、ファイナルコンサートに選抜され出演。
大学在学中、ワークショップグループ「ずーぱ!」として鳥取県・長野県にある小学校で音楽ワークショップを行う。
制作グループ「ゆめいろさがし」として朗読音楽絵本「ナナ」の制作・舞台上演に携わる他に、アーティスト・コレクティブ「あちらこちら」のメンバーとして様々な場所でパフォーマンスを行うなど、幅広く活動する。
現在、演奏活動を行いながら、都立総合芸術高校音楽科非常勤講師を務める。
©︎euglena
水野翔子(コントラバス)
横浜市育ち。
4歳からヴァイオリンを森川ちひろ氏に師事。
12歳からコントラバスを始める。
神奈川県立湘南高等学校卒業。
東京藝術大学音楽学部器楽科コントラバス専攻卒業。
これまでにコントラバスを岡本潤、吉田秀、西山真二、池松宏の各氏に師事。
ヴィオラ・ダ・ガンバを福澤宏氏に師事。
オーケストラへの客演を中心に、吹奏楽、室内楽、新曲初演やガンバでの演奏も積極的に行っており、編成やジャンルに捉われず幅広く活動している。
アーティスト・コレクティブ「あちらこちら」メンバー。
©︎Ayane Shindo
陶旭茹(ピアノ)
中国上海出身。神奈川県立神奈川総合高校を経て、東京音楽大学ピアノ科を卒業。
在学中ウィーン国立音楽大学夏期講習会に参加し、ディプロマ取得。学内演奏会やピアノ科卒業演奏会に出演。これまでに、尾形敏幸、関根有子、梅根恵に師事。
一般社団法人ユースクラシック代表理事。神奈川県住宅供給公社団地共生プロデューサーを務め、地域に密着するイベントやコンサートに取り組んでいる。
2016年より、地元上海での活動を始め、上海音楽庁や上海大劇院にてコンサートを開催。2018年には雲南省の昆明でも日中友好コンサートを実施。日中音楽教育機関の交流活動や神奈川県、横浜市での音楽交流に取り組んでいる。